手仕事で丁寧に編まれた布のように
丈夫でしなやかで、存在感のある
ほかにはない組織を、編む
速すぎる社会でぼちぼちと…

子どもの頃からずっと、古い布が大好きでした。小学生のときにネイティブアメリカンの鮮やかな織物を見て衝撃を受け、「すげぇ!なんだこれ!」と思ったのが最初の記憶で、気づいたら刺し子とか襤褸布、古布を集めるようになっていました。大きさや厚み、構造が本当にさまざまで、あとは、一枚一枚模様や手触りが違うところとか、手仕事でしか出せない風合いとか、たぶん昔から人の手あとやぬくもりを感じられるものが好きだったのだと思います。

「編む」という言葉を何となく意識しはじめたのは、仕事で組織づくりに携わるようになってからのこと。僕に直接依頼してくださるのは、組織のトップや人事部門の方々ですが、昔から現業に携わる職人や親方と呼ばれるような方々のところに伺ってお話しするのが好きです。所属や職種、年齢もつかう言葉もまったく異なる人たちと関わるうちに、ふとしたときによく、編むや縫う、繕う、紡ぐといった、一本の糸から布ができるまでの工程や、一枚一枚異なる文様が浮かび上がることについて、思考や想像を巡らせるようになりました。

一見ありふれているようでも、世界に一つだけのつぎはぎ布を見て、機械的な仕組みやルールで、効率化と生産拡大を最優先する組織づくりは自分には向いていないと気づいたり、途中で糸がほつれてしまった編み物を手にとって、人と人のコミュニケーションも交互に行われることや、バランスを保つことがやっぱり大事だと思ったり、絡まった糸が、まるで硬直した人間関係のように見えたり、「そうか、自分がやりたかったのは、しなやかな強さも触り心地も美しい柄も備えた布のように、丁寧に時間をかけて、組織を編むことだったのかもしれない。そのためには一本一本の糸、一人ひとりの個人が起点になる」と妙に納得してみたり…。

そうやって身体に残っている感覚や思考の糸を解きほぐして編んだり縫ったりしているうちに、「を、編む」は生まれました。事業規模や組織の拡大を目的にはしていません。じっくり、ぼちぼちがいい。ご縁でつながることができた一人ひとりのお客様のパートナーになり、未来のビジョンを描き、問いを投げかけあいながら、苦しみをともに味わいながら、あそび心も大切にしながら、着実にビジョン実現のプロセスを進みます。

身も心も健やかに、自分の手が行き届く仕事をしたいと思っています。

事業内容

観察

分解

再編

現状把握、問題の解きほぐし、最適解の発見による独自の人材開発・組織開発支援

ありたい姿や目指す状態を描き、そこを目指して進むこと。言ってしまえばとても当たり前のことですがなかなか容易なことではありません。実現過程で生じる問題の解決策を具体的な行動に落とし込むためには想像力と思考力が、問題解決を繰り返しながら実現に向けて歩むプロセスでは粘り強さが求められます。そのため、重要な問題でも緊急でないものはついつい先送りにしがちです。僕はこうして問題を先送りしている組織や人の現状やシステムを把握し、問題に容易に取り組めるまで分解し、自ら課題発見・設定・解決のプロセスを進められる習慣が身に付くまで支援します。
しかし、やらされている状態で物事は進みません。意欲向上と創造性発揮を促すためにできるだけ個々人の欲求や直感、あそび心などを起点とします。その上で、なるべく特定の形にこだわらない支援を続けていますが、やるからには最適な方法を編み出したい。そこで「打ち手は最低一石三鳥!」をモットーに、最小の介入で高い効果が表れるレバレッジポイントを常に模索しています。
あと最後に、お互い「いいですね!」と思えないときはご一緒しないようにしています。これ、結構大事だと思います。

事例

…を、編む

を、編むでは、パッケージ化されたメニューというものを用意しておらず、常にお客様との対話を通じて個別最適化されたプログラムを提供しています。また、期間についてもプログラムのゴール設定によって1日〜複数年まで、幅広く対応可能です。

01 壁打ち相手

何が課題なのかわからない、一人で考えていても行き詰まる、状況や思考を整理したい等、お気軽にお声がけください。解きほぐし役として、生じている問題を手掛かりに本質的な課題の発見と設定、計画実行をお手伝いします。

02 ファシリテーター

対立・葛藤の解決、会議やイベントにおける場の促進、グループ間対話など、個人、対人、グループのファシリテーションを担います。頭で理解・納得するだけではなく、身体的な実感にも着目しながら具体的な行動を促すアクションファシリテーションが特徴です。

03 研修・ワークショップ

若手、中堅社員、管理職など様々な階層を対象にした1日〜数日の場を開いています。開催規模は数名単位から50名程度(個別の事情に応じて調整可)。「面談スキル向上」「会議デザイン」「ファシリテーション」「パフォーマンス向上」など、多様なプログラムを実施しています。

04 サーベイフィードバック・活用支援

組織の健康診断として実行される、各種サーベイの結果を有効活用するための支援を行います。「サーベイ結果が有効に活用できていない」というお声をよく耳にします。その課題に応えるため、管理職のサーベイ分析サポート、職場メンバーへのフィードバックやディスカッションの場のデザインなど、サーベイ結果から職場改善の具体的なアクションが生まれる仕組みをつくります。

05 課題解決プロセス支援

実業務における課題発見および解決を支援します。職場課題の掘り起こしから、目標の設定、目標達成に至るまで、すべて伴走支援します。実施期間は半年〜1年程度。各プロセスにおいて、必要とされる情報のインプットやトレーニングを行いながら、実践を通した学びの獲得を促します。

06 伴走型組織開発

ビジョンを実現させる統合アプローチです。岡崎が現地に滞在して組織や職場の状況を把握し、経営陣やリーダーと肌感覚も共有しながら継続的に対話を続け、組織やコミュニティの開発を支援します。訪問頻度は月1・2回、週1回など、ゴール設定に従って検討します。

プロフィール

岡崎 大輔 おかざき だいすけ

を、編む代表/アクションファシリテーター
関係性と組織づくりの専門家

ベンチャー企業で企業の人材採用・育成支援に携わったのち、阪急阪神ホールディングスグループの人事部門にて、グループ従業員の採用・育成および組織開発に従事。その後、京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターへ着任し、対話を介したアート作品の鑑賞法を人材開発・組織開発プログラムとして応用する取り組みを推進。大企業を中心に、公募型研修、階層別研修プログラムを開発、実施してきた。また、行政、研究機関、地域組織の委託を受け、数々の産学官連携事業を手掛けてきた。2021年に「身も心も健やかに、自分のありようを大切にしながら生きられる、そんな人と環境を増やしたい」という想いのもと「を、編む」開業。各キャリアにおいて、現場の最前線で働く人たちの声を聴き続けた経験、年間500時間を超えるファシリテーター育成経験の繰り返しから見出したエッセンスをもとに、人それぞれが備えているセンス・オブワンダーの保持・回復・発揮の探究、伴走型の組織開発支援を行なっている。

散策、料理、布・土が趣味。子育てや森、身体など、自然から人材開発・組織開発推進の着想を得ている。
岡山県岡山市出身 長野県佐久市在住 京都芸術大学非常勤講師
関西生産性本部主催第6期・企業内「組織開発(OD)」推進者養成コース修了
大阪大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー・マスタークラス

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